ネットワークビジネスの経験を公開します

ネットワークビジネスを知ったのは20歳位の時です。

 

私は中学校から(もしかしたら小学校の時から)勉強って生活に役に立つの?将来役に立つの?と疑問に思い始めていました。

 

父母は飲食店の経営者で、帰宅するのは21時とか22時で私は寝ている時間に帰ってきます。

 

帰ってきた音がして、父母の話し声がして目が覚めて、聞こえてくる会話は大体

父が「今日のあれはなんなんだ!それはなんなんだ!」

母は「まぁ!あれはこうだったの、それはそうだったの!」

 

と、強い口調の会話が聞こえてくるんです。

小さい私は、いつもケンカしている様に思い、とても悲しかったです。

 

私は毎日の様にそれを聞いていて、ウチはお金無いんだな、大変なんだな、ケンカして欲しく無いなと思う様になりました。

 

主にじいちゃんばあちゃんが私の世話をしてくれていたのですが、じいちゃんばあちゃんもまだ現役でイチヂクの出荷や、父母の飲食店と自分達の食べ物の為に農業をしていたので、毎日孫を見てられないわ!と、近所のお宅に預けられたりもしていました。

 

そのお陰で、近所の人達とはフレンドリーな付き合いが出来たり、入り込みすぎて大変ご迷惑をお掛けしてしまって、心に負に思うお宅もあります。

 

そんな感じで幼少期を過ごし、親からの愛情不足を感じ、その愛情不足を補うために「妻を大切にし、子供を大切にする」という思いが私の心に根付き、ビックダディになったんだと思います。

 

私は18歳を過ぎた頃、父母がお金がない、お金がないと言っている事に、自分が勉強して大金を稼いで助けれたらいいなと、暇さえあれば図書館や本屋に通って色々と勉強し始めました。商店街のお店に遊びに行き、店主から色々と教えてもらう事もしました。それは、学生時代の勉強とは全く違い、自分の知りたい事の勉強だからめちゃくちゃ楽しい時期でした。

そんなある日、図書館で「金持ち父さん貧乏父さん」という本に出会い、この本すごい!!とむさぼる様に読み始めました。その本の中に、「最速でお金持ちになるには、ネットワークビジネスがいい」と書いてあったんです。それがネットワークビジネスを知った始まりです。

その頃は、まだネットワークビジネスってなんなんだろ、どうしたら関われるのかな?と思っていました。

それは20歳を過ぎたある日、同級生からの突然の電話で知る事になったのです。

 

22歳になった頃には、あれやこれやとネットワークビジネスの話を聞き、損失額は300万円位になり、友達も巻き添えにし、親にも言えず、返済するのもアホらしくなり自己破産しました。

そんな経験もしながらも、ネットワークビジネスの「夢を見させる仕組み」が好きでハマっていました。私の場合は、残念なオチですが、自分にフィットしている人たちは大金を稼ぎ、高級車に乗り、素敵なお宅に住んでいるお方もいるのも事実です。

 

どの業種もそうですが、合う人は合うけど、合わない人は合わないんです。どんな事にしろ、タイミングも大切です。

 

ネットワークビジネスにしろ、他の業種にしろ成功すると、何もしなくてもお金が入ってくる様になる」

これは確実に間違いです。生きている限り、何かをやっているのが事実で、ご飯食べたり、体調管理したりしないと死んでしまいますし、正常な自分を維持しないと的確な判断ができなくなってしまいます。

言っている人も気づいていない事もありまが、楽できる系の話には注意しましょう。楽があれば、苦があるのは、生きていれば一生あるのは絶対です。

植物人間になってしまっても、楽な日と辛い日があります。

それは、月の満ち欠けによる重力の変化や、太陽の影響の強弱、風の強さ、気圧の変化、温度の変化などの自然界の変化に影響を受けているからです。

よく怒っている人を観察していると、気圧や天候の変化がある時は必ずと言っていいほどトゲトゲしていて、気圧や天候が落ち着いている時ほど、とっても愉快です。

何かをするにしろ、しないにしろ、生きていれば、苦しい時、楽な時があるんです。

それに、生きていくには1人では生きていけません。どんなお金儲けをしていても1人では生きていけないのが現実です。

「自分を大切にし、身の回りの人や物を大切にする」

という考えの流れで取り組むのなら、ネットワークビジネスにしろ、他の物にしろ価値があると思います。

 

何にしろ「これだけやっていれば大丈夫」「最終的には何もしなくてもお金が入ってくる」には気を付けましょう。色々あるのが現実です。